
UpDate 2020.03.28

2019.12.09 伊豆急行線 伊豆高原駅にて
クモハ103は2002年の100系全廃後も両運転台という構造が運命の分かれ目となり
構内の入替車として使用されていました。
しかし、老朽化が進み解体も含めて今後どうするかという時になった時に
東日本大震災が発生し、2011.12.10の開業50周年記念イベントが
すべて中止になる状況で、時の伊豆急社長がこう呟きました。
あれをもう一度本線で走らせることは出来ないか…
それがきっかけとなり、技術継承も兼ねて本線を走らせる為の復元工事が始まり
伊豆急開業50周年という目玉に合わせて復活を遂げました。
しかし、保安装置のATS−Pの導入に伴い走れる区間が限られてきており
(ATS−Pの設置は費用的にも車両的にも難しい<設置場所が無い>)
法令に基づく全般検査の期限が2019年夏となっており
2019年07月末で2度目の引退をしましたが
現在も伊豆高原の車庫で保管されており
Twitterで調べたら、たまに構内を自走で入替運転しているみたいです。

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